アメリカでの自然流産の続き③

14日(3日目)の続き 

 

今までは周りで"流産した"人が居たら、かわいそうになぁ(>_<)とか、残念やったなぁとか、身体の回復を願っていますとか、そういうこと伝えてたけど、

いざ自分がなってみると、残念や。の言葉も出てこない。「赤ちゃんごめんよ」となりそうやけどそれも言いたくない(思うけどね)。それ以上に赤ちゃんがもうお腹に居ないことが不思議というかまだ信じれないでいるんです。流れてるんやけど、まだどこかにおる気がするんです(居ないんですよ)、でも体のダメージで元々動けないから実感まだなくてお腹触ったらなんとなく居ないけど居る気がします。

 

そんな感覚の3日目です。

 

だからね、周りから「ショック受けたやろな、私に何もなくてよかった、回復優先で、ゆっくり休んで、残念やな、」とか言われることが大切なんや

数日、数週間後の頃に気付いたんです。

言われることでちょっとずつ、ほんと少しずつですけど赤ちゃんが居ないんかもと母体である私が精神面で実感できました。

流産を経験されている方とはその辛さがより共感出来て、経験されていない方からは温かい言葉頂いて、そうやって人って回復していくんだなと。

 

ちなみに、夫はこの日も一日中そばに居てくれたり家事してくれたり、私の体拭いてくれたり、サポートしてくれてました。夫様の感情はお友達に聞いてもらったようですが少し心配。

 

 

15日(4日目)朝血がほとんどついていないが便器には血出てました。流産後初のシャワーを浴びました☆しかし、お腹気持ち凹んでる?今までで一番スッキリしないシャワーとなりました(^-^; 何故かって?なんかね、ほんとに子宮の位置当たりがへこんで空っぽになってる気がしたんです。10週目やから見た目には全く分からないんやろけどショックやった。そしていつも通り化粧水とかつけて床に落ちた髪を拾いつつ床拭きながら、夫様が様子見に来てくれて、、、んで感情込み揚がって、「赤ちゃんもうおなかにおらへんねんーーーお腹凹んでるねんーーー!」って泣いて(笑)。後日談ですが、夫様は「え、おなか出てなかったけどな」って内心思ってたそうです。(笑)でもその時は「そうかそうか~」って聞いてくれてました。ありがとう。

ナプキンには生理4日目ぐらいの血が出て、血の塊も大きめちょっと出てました。家でだいぶ動けるようなったので昼食後は水やりや窓拭きしました。数時間で気持ち悪くなったのでベッドで14時頃から休んで、少し右下腹部痛くて(便は出てます)、体温も感覚的には上がってて、頭痛少しあって、冷えピタでおさまりました。まだ休んでた方がよかったのかも!

 

16日(5日目)救急で紹介してもらった病院でのフォローアップの診察の日です。コロナが流行っているため厳重な衛生対処をしていました。大き目の病院だったので入り口で体温チェック・除菌・マスク交換・シールを付けて進みました。夫様も一緒に入れたのですが、OB-GYN(産婦人)科の部屋からは私しか入れないようで、ホールで待ってくれていました。問診票を記入しますが、医療用語がなんせ多いので前日に練習をしてきました!なので5分ぐらいで書けるぞ♪と気合を入れて書き進めると「おっと?これはなかったやつだぞ!」という単語に何度か出くわしました。幸いにネットに繋がる携帯を持っていたので調べて出来ましたが、10分ぐらいかかった気がします。練習したことはすごく役立ちました♪

少ししたら、ナースの方が身長・体重・血圧を測ってくれ、いつくか質問があって、救急での処置をオンラインでチェックしてくれ(同じ系列の病院なので出来ました)、そして先生のご登場。ちなみにアメリカは単位でinchインチを使いますが病院ではcmセンチメートル使えました☆先生は触診することはなくSocial distancingの2mぐらい空けて主にカウンセリングや質問に答えてくれました。質問準備してなかったら、診察時間1分か2分ちゃうかな(^-^; 質問準備していって良かったです!

流産の原因は? 運動や妊活はいつからしていいの?まだつわりみたいな症状あるけどいいの?手術は無しのままでいい?

など聞きました。染色体の英語知らなかったので調べてから病院行ってそしたら先生その話をしてくれたのでスムーズに出来てよかったです。流産からほぼ一週間だから血液検査して帰るかい?と聞かれたのでしていきました。

 

運動も妊活も私が出来ると思ったらいつでもスタートしていいよとのお言葉。3か月とか空けなくていいんやー!!と以外でした。

先生とはその時だけで、あとは別階の検査室に行って受けてそのまま帰宅です。

アメリカだから?救急でも、ここでも血液採取がめっちゃ上手で痛みなくて気分的に一瞬で終わる!すごい!抜くときが早いから「にゅわぁん」っとした抜かれる感じがない。

そしてそのまま帰宅です。

 

翌日電話で検査結果を問い合わせ、一週間後にドクターからのメッセージを受付の方が電話してくれ妊娠数値HCGレベルも3000ぐらいに下がっているのでそのまま様子見となり今に至ります。

 

ネット情報で妊娠10週目だとHCG数値が25000以上あるようですが、流産時の血液検査では数値が15000ぐらいになっていて

5日後の検査では3000~4000の間で、手術無しのまま回復していきました。

 

精神面ではまだ赤ちゃんが居ないことに浸っていたい自分と、先に進めという自分との葛藤でしたがエコー写真を飾ったり、絵の具を買ってきて夫様と絵を自由に描いたりして、たわいもない話もして、元気になりました。

それが流産した私にとっては受け入れる過程となりました。無理に元気にならなくていいし、料理したくないならしなくていいし、仕事はしてたら出勤するんだろうけど家帰ったら無理しない。それが回復にとても必要だなと思います。

 

妊娠報告をするはずが流産報告になってしまうので友人たちには追々直接伝えていけたらなと思っています。

 

そして、ひと月過ぎようとしている時に生理らしきものがきました!妊活がんばるぞ♪子供たくさん産みたい♪

 

おなかの赤ちゃん、ありがとう!ママはお酒とコーヒー飲みたいだけ飲んでまた待ってるよ♪

 

以上、最後まで重たい話に付き合ってくれてありがとうございました!(^^)!